地元ライダーの定番ツーリングコースとして、栗駒山～小安峡温泉エリアはその一つに上がるだろう、山頂に駆け上がる豪快なワインディングロードから眼下を見下ろすと源泉の湯気をもくもくと昇らせる温泉宿が連なり、秋には鮮やかな紅葉が広がる名所など見どころがたくさん…そんな山間の観光地に昔からポツンと存在する蕎麦屋がある。
「手打ちそば処 かえで庵」、ダムを跨いだ大きな橋の付け根付近にある一軒家、街中から離れた場所で長年しなり強く営業する実力派のお蕎麦屋さんだ。
ポイントは地元の蕎麦畑から採れた蕎麦粉と綺麗な水から成る地産地消な一体感ある蕎麦、それに地元ブランド和牛「皆瀬牛」のステーキを一緒に提供するという荒業を魅せてくれるのがポイント、このちょっと変わったコンセプトが地道に愛され、この場所でもお店が続いているのだろう。
炭水化物である蕎麦と共に食したいのはやはりアブラ、天ぷらではなくソコにたまたまあった牛ステーキを添えてみたい気持ちは分かるが…と、いざ食してみると全く違和感のない相性の良さ！蕎麦もより引き立ち美味しく感じるから不思議だ、地元産蕎麦と黒毛和牛の不思議なマッシュアップ、地元愛を感じるユニークなメニューがここにある。
小安峡温泉ツーリングの道中、この地の食を堪能してみてはいかだろう。
Map>> 手打ちそば処 かえで庵
